買取作家 川島 理一郎
川島 理一郎
(かわしま りいちろう) 洋画家
生没：1886～1971年
早くからアメリカやフランスで絵を学び、ピカソらとも親交をもった近代日本の洋画家です。
キュビスムやフォービスムにも触れ、そうして確立された作風は日本洋画壇に大きな影響を与えました。従軍画家として大陸に赴いた際は戦場風景ではなく現地の日常を数多く描きました。
晩年の1960年代は抽象画を描いています。
的確な観察と、柔らかな色彩が生む躍動感ある自然な描写は日本のみならず海外でも評価されています。
1886年 栃木県に生まれる。
1905年 アメリカ・コーコラン美術学校に入学。
1911年 フランス留学。
1912年 サロン・ドートンヌにて入選。
1919年 帰国し日本で個展を開催。
1926年 国画創作協会第二部の結成に参加。
1936年 女子美術学校教授に就任。
1938年 陸軍の従軍画家として中国へ渡る。
1939年 陸軍美術協会設立に参加。
1958年 日展理事に就任。
1965年 勲三等瑞宝章を受章。
1971年 逝去
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