買取作家 坂本直行
坂本直行
(さかもと なおゆき) 洋画家
生没：1906～1982年
坂本龍馬の甥孫として生まれ、北海道の開拓農民として働きつつ絵を描いた農民画家です。名前の読みから「ちょっこう」とも呼ばれました。勇壮な山脈や緑豊かな北海道の原野を実直に描きました。晩年は札幌近郊で山の見える場所にアトリエを構え、画業に専念しています。
初の個展を開催後、道内の製菓会社からのオファーで児童雑誌の挿絵や包装紙のデザインを行いました。
また、山歩きを好み大学時代は山岳部に所属。晩年は海外へのスケッチ旅行も行っています。
1906年 北海道・釧路に生まれる。
1924年 北海道帝国大学農学実科に入学。
1927年 帝大卒業後上京し東京の園芸会社に就職。
1929年 北海道に戻り牧場に勤める。
1936年 広尾村の土地を手に入れ入植。
1942年 『開墾の記』を出版。
1957年 札幌にて初の個展を開催。
1959年 東京にて個展を開催。
1965年 札幌・手稲山近くにアトリエを設ける。
1974年 北海道文化賞を受賞。
1982年 逝去
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