買取作家 笠松 紫浪
笠松 紫浪
(かさまつ しろう)
生没：1898年～1991年
鏑木清方に学び、川瀬巴水や伊東深水らと共に大正・昭和初期の新版画ブームで活躍した木版画家です。
日本画を学んでいた影響で、輪郭線をはっきりと描いた作品が特徴的です。
戦前期は東京市街や各地の観光名所などを、晩年は動植物を題材とした作品を制作しています。
1898年 東京・浅草に生まれる。
1912年 鏑木清方に入門。
1915年 巽画会展にて初入選。
1916年 版画制作を開始。
1919年 渡辺版画店より木版画を出版。
1933年 帝展初入選。
1940年 海洋美術展にて同年より3年連続で海軍大臣賞を受賞。
1955年 自画自刻自摺りによる創作木版画の制作を開始。
1991年 逝去
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