買取作家 生田 宏司
生田 宏司
(いくた こうじ) 版画家
生没：1953年～
長年千葉県の公立高校で教師をつとめる傍ら、熱心な制作で国内外の版画展で高く評価されてきた銅版画家です。
教師を辞した後は精力的に制作に取り組み、今なお多くの新作を発表しています。
多くの版画展でグランプリや優秀賞を獲得しているほか、海外での個展開催実績もあります。
多摩美大の頃の師、加山又造と同様のメゾチント技法の作家として、日本を代表する銅版画家の一人です。
特にふくろうや猫を描いた作品が人気となっています。
1953年 山形に生まれる。
1976年 多摩美術大学日本画専攻を卒業。同年版画グランプリにて入選。
1977年 日本版画協展にて入選。
1986年 ブラジル・カンピナス国際版画ビエンナーレにて最優秀賞を受賞。
1992年 高校教師の職を辞し画業に専念。
1994年 東北芸術工科大学非常勤講師となる。
2011年 国際蔵書票版画ビエンナーレ展にて名誉メダル賞を受賞。
2013年 図録刊行。
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